ぶどうが美味しく育つまで

11月上旬 色づいたぶどう棚

ぶどうをすべて切り終えた後の巨峰の葉は、黄色に紅葉します。奥の緑色の葉は、まだ色づいていないシャインマスカットの棚です。

11月上旬 施肥(肥料まき)

袋に入った有機肥料と、トラックでもらう堆肥の両方をぶどう園にまきます。たくさんの美味しいぶどうを付けてくれてお疲れさま!ありがとう!

12月 作業前の農園

冷たい木枯らしによりすべて落葉。ぶどうを付けたたくさんの長く伸びた枝が見えます。

1月~3月 剪定(せんてい)作業

12月と比較すると分かるとおり、不要な枝を切り落としてこの状態まで短くします。

1月~3月 剪定(せんてい)作業

あまり良いぶどうがならない木は、丸ごと切ってしまいます。

3月 剪定した枝の始末

切り落とした枝は揃えてまとめ、チップ状にする機械に入れて有機肥料とします。また太い木や枝は焼却してしまいますので、薪ストーブ等入り用の方はお声掛けください。

4月 萌芽(ほうが)

寒い時期、休眠状態の枝のつぼみが、4月頃から少しずつふくらみ、やがて芽が出てきます。この時期の芽は柔らかくて、てんぷらにすると程よい酸味で、お酒のおつまみになります。

5月 展葉(てんよう)

4月の萌芽から順々に生育し、もうぶどうの房も出始めています。

6月 開花

6月の初め頃、ぶどうの花も咲き始めます。4月の萌芽(ほうが)からあっという間に、空も見えないくらいに葉と房が成長し、棚を覆いつくします。

6月 満開の巨峰の花

白い小さな花で、とても甘い香りがします。いよいよ最初の作業が始まります。

6月 房づくり(花切り)作業

房の上2/3と下のひとつまみをそぎ落とし(動画)、形を整える作業をすべての房やります。当農場の場合、その数なんと約10万房!!この作業が「種あり」巨峰の場合、一番根気と労力を使う大変な作業です。

手入れなしの巨峰

この時期に房づくり(花切り)をしないと、山ぶどうのような房に成長してしまいます。

6月 雨でも房づくり(花切り)作業

この時期梅雨と重なりますが、房づくりの作業はぶどうの出来を決めるため、雨ガッパを着てでも大勢でやります。生き物相手にお休みはできません。

除草剤を使用しない「草生栽培」

エン麦は、膝丈くらいに成長したら乗用の草刈機で刈り取ります。刈り取ったエン麦は、有機肥料として活用します。(5~6回)

7月 摘房(てきぼう)(房落とし)作業

7月の初め頃、およそ10万房のうち生育状況をよく見極め成長のいい房を中心に残し、ほかの約2/3を落としてしまいます。これは、房数を限定して栄養を送ることで、より美味しいぶどうに仕上げるためです。この作業も「種あり」巨峰を作る上で、重要かつ労力と時間のかかる作業です。天候に左右される「種あり」ぶどうは、この時点で、種の入らない小さな粒が付いている房が出てしまい、その年の作柄を決めてしまいます。

7月 摘粒(てきりゅう・粒抜き)作業

余分な粒や、小さな粒などをバランスを考えながらハサミで取り除いていきます。

7月 袋かけ

7月20日頃、消毒がかからないように、また病気や鳥、虫などから保護するために袋をかけます。ぶどうの作業はこれで終わり。後は色づいて美味しくなるのを待つばかりです。

スプリンクラーでの散水

降雨が少ない時や、成長期の時などに散水できるようにしてあります。

巨峰の色づき方

写真はそのままで、もう一枚紫黒色になった写真を送信しますので二枚をつなげてください。<8月中旬から下旬の草刈り>の写真は削除。8月上旬頃から、緑色の粒が順々に濃い紫色にそして最後は紫黒色にと色づいていきます。ちなみに袋を外して色づき方を見ますと、茎から養分が行き渡るので上から順々に色づくと思いますが、実際は飛び飛びに色づいていきます。また甘さは、房の上の方が下の方より甘いです。

8月 袋から傘紙へ

直射日光を当てて色づきを促しまたぶどう狩りをしやすくする為に、OPEN前に袋を外し雨に濡れないように、鳥に食べられないように再度傘紙をかけます。

8月中旬頃 観光園OPEN

草だらけの畑から一週間あまりでこのように設営します。屋根代わりにビニールも張りますので雨でも大丈夫です。